JZ Brat
さて、1月25日のJZBratですが、お越し下さいましたお客様、本当にありがとうございました。
たくさんご来場いただき、あたたかいお言葉もかけていただきました。大好きなミュージシャンの皆様にもたくさんお世話になりました。
自分がメインで大きな会場でのライブは初めての経験でした。
当たり前ですが、何歌う?お客さんいらしてくださるかな?衣装何しようかな?何喋ろうか?とか、他にもたくさん考える事がありました。
これを見て下さっている方々は少なからず私にご興味を持って下さっている方々だと思うので、書きます。そこまで興味のない方は時間の無駄なので見ない事をオススメします。
いちいち言う事ではないのは百も承知の話です。
正直、MCやなんかは全く下手くそで何だかんだ指摘されてもそこまで落ち込む事はないのです。
当たり前に、全力で一生懸命歌いました。
たくさん、良かったよとご連絡いただいたり、お褒めの言葉を頂きました。本当に嬉しかった。
聴いてる人のご意見が一番なので、そこは私の気持ちはどうだっていいのです。
ただただ感謝しかないし、そこは一丁前に嬉しがってます。
ただ、どんなに褒められたところで、自分的にやれた気がしなかった。という話。
でも、自分がやりたい音楽を続けていく上ではこの自分の気持ちが一番重要。
何でそんなことになったのかなと考えていたの。
何で私は自分の歌に対して多くの人が喜んでくれたのにも関わらず、
もう泣き出したいくらい悔しい気持ちで帰らなきゃならなかったのか。
過去に何回かライブが終わった後に感じた事のある気持ちだったけど、
今回のライブは特別だったから尚更ショックだった。
早い話、私は歌わされている場面が多かった。
素晴らしいミュージシャンの中、私はなんだったのか。やたらちっぽけに感じた。
ここに居たいなら歌わされるんじゃなくて、自分で自分なりの歌をうたわなきゃならないのだけど。
正直まるで出来てなかった。付いていくので精一杯な場面も多少あった。
それが逆に良かったか悪かったかは聴く人の判断ですが、私は自分に少しガッカリしたのでした。
もちろん、尊敬する素晴らしいミュージシャン方々です。同じように出来るとは思ってません。
でも、理想としているものを追っかけていくならそこに鈍感でいると、きっとただただ歌ってる人で、
何も意味がないと思った。
私が一番嫌いで避けたいのは「やった気になる」「出来た気になる」です。
この勘違いはとんだ落とし穴だ。やっぱり現状で自分の出来る事、出来ない事は把握しときたい。
芸術分野でお金を頂いているのならば、どんなに褒め讃えられようが、貶されようが、自分のコレっという価値観は自分でまもっていかなきゃいけないと思う。
皆んながいいって言ってたからいいのかな?みたいな考え方は、たまに自分を甘やかす時に使う魔法の薬くらいに思っていないと精進出来ないと思っている。
これが私の今回の感じた事。
でも、もう半分立ち直っています。(はやっ 。笑)
カタチは様々であっても多くの方が喜んで下さって、こういう方々がいてくれる限りは、
私は何度でもチャレンジが出来るのだなと思ったからです。
中にはガッカリしてお帰りになられた方もいたかもしれない。
それでも本当に心から感謝。皆さんありがとう。
またこういう環境に身を置けたのもラッキーだった。躓いたら起き上がる作業を繰り返して前に進むわけですが、素晴らしいミュージシャンの先輩方の下、こんな気持ちを味わって、こんな私だけどまた付き合ってくれるかな?とか不安になりながら、続けていかなければいけない。
あと、今回歌った唯一の日本の歌、日暮しの「寝返り」という曲。
作詞作曲した武田清一さんに聴いていただき喜んでいただき本当に感激した。
オールジャズスタンダードの中一曲だけ入れた寝返りという曲は浮く事なくしっかりライブの流れでナチュラルに聴いて下さったそうで、後日わざわざお電話を下さり、急遽ジャズ批評に記事を書いて下さるとのお話でした。日本語の歌は英語の歌とはまた違う難しさがありますが、
この曲はもっと歌いたいなと思いました。
兎にも角にも、2018年はJZ Bratで幕開けさせていただき、たくさんの課題、クリアしなきゃならない自分の中にある問題をもっと深刻に受け止めなければならないライブとなりました。
でも、私はとても嬉しかったです。
次のアルバム制作に向けてちゃんと向き合って、次も私らしいCDが出来るといいな。
CDが完成したらまた大きな舞台に立ちたいです!次はもっとキラキラしたblogが書けるように。
ミュージシャンへの道はまだまだ、まだまだまだまだまーだまーだ険しいです。
聴いてくださる方には何の関係もない話。
知らなくていい話。でも、私は書かずにいられなかったです。
どちらかと言えば褒めてもらえるのは当然気分がいい。
だから余計自分の気持ちと矛盾したのだと思います。
正直に歌ってゆきたいです。
皆さん、こんな私ですけど今後とも宜しくお願い致しますね!
